学生雑魚デイトレーダーの取引日誌

元手50万を10万にした雑魚トレーダーの日記です。皆さんの励みにしてください。

奇跡のトレード!? S高PTS投資法とは!!

奇跡のトレード!?S株PTS投資法とは!!

皆さんこんにちは。今回は株初心者の筆者が安定して利益を出せた奇跡の方法(かもしれない)トレード方法について解説いたします。中には本当に初心者の方もいらっしゃると思うので、細かく説明していきます。(と言っても長々と書くのも苦手なので簡潔な説明にしますが、)核心部分は後ろの方に書くので、知ってる部分はバンバン飛ばしちゃってください!

 

そもそもS株って?

そもそもですが、株式の中にはS株というものがあり、それはS高株S安株に分けられます。これを説明するためにはまずは「値幅制限」を説明しなければなりません。株式市場においては時々個別銘柄においていわゆる「相場が過熱する」状態が起きます。一般にとても良かったり悪かったりするIR(企業から投資家向けに出される情報)が出ると起きることなのですが、その銘柄を買いたい・売りたい、どちらかの人の数が一時的に極端に増加すると一気に株価が激しく上下動し、その反対の人の数が少ないと「特売り・特買い」状態になってしまい、売買の数が並ばない限り取引を成立させることができず、無限に株価が上がり続ける・下がり続けることになってしまいます。市場においては皆が冷静な状態で取引できるのが良いので、(そりゃそうですよね、買った直後に利益ならまだいいですが損失が何十万も増えていくなんてことになりかねませんから)一日で上下できる値幅が銘柄ごとに決められているのです。これが値幅制限であり、その上限まで買われた状態がストップ高(S高)で、逆に下限まで売られたのがストップ安(S安)です。

このS高・S安の値段になってもまだ売り買いのバランスが極端に悪い場合、その日の最後(三時)まで売買は成立せず、最後に行われるのが「比例配分」です。これは、少ない方の注文はすべて約定させ、それを多い方の注文の人たちにランダムに株数を振り分けるという方法です。振り分け方は証券会社にもよって違うので、詳しくは調べてみてください。(中には小資金ではほぼ確実に約定できない証券会社もあります。SBIは一応早い者順だそうです。)

 

そもそもPTSって?

PTSとは、簡単に言えば証券会社を介さない、個人間の株式のやり取りだと思ってください。だから、ほぼ一日中行うことができるんですね。ただし、取引を実際にするのは証券会社の口座からなので、やり方は普通の取引とほぼ変わりません。SBI証券なら国内株式の現物口座でも開設すればすぐに使えるようになります。手数料もほぼ無料で、ザラ場終了後の夕方のPTSを始める時間が一番早い(4時半)のがSBI(2020/5/17現在)なので、PTSをするならここでいいと思います。

 

S株PTS取引法って?

世の中にはS株投資法をしている方はたくさんいらっしゃいます。なぜなら、値幅制限いっぱいまで売られたり買われたりした銘柄にはそれだけエネルギーがあり、何日も続いてその方向に動く可能性が高いからです。

ですが、調べればすぐに分かりますがこれも確実な方法ではありません。前日S高だったのに翌日は大幅GD(ギャップダウン、株価が前日に比べ下がって始まること)なんてことはよくあるし、なんなら最近ではテラがS安からのS高を付けましたね。こうなったら最悪です。

つまり、普通のS株投資法ではテクニカル・ファンダメンタルズ分析ともに良好で、相当エネルギーがある銘柄以外はリスクの方が高いということになります。さらに言えば比例配分で株式を得ることができたとしても、翌日にはあなたのような昨日のSで買い・売りの権利を得た投資家は早く利益を確定させようと翌日の朝に決済注文を出す可能性が高く、あなたが損をしてスタートする可能性が上がります。さらに加えれば、そうして昨日のSエントリーの人たちの不安に押され、必要以上に株価が昨日のエネルギーと逆に進めば、それはデイトレ―ダーたちの格好の的となり、あなたが損した後に逆方向に株価が一気に動く、なんてことが良くあります。

こういったもったいない損失を防ぐために行うのがPTSなんです。S株の中には先にも述べたように翌日もその方向に動くものばかりではありませんが、ザラ場終了後のPTSにおいてはそのエネルギーを引き継いでることが多いのです。S株を入手出来たら翌日までは持ち越さずにその日のPTSで決済する、これがS株PTS投資法です。

実は、筆者も最初はPTSの存在を知らずにS株投資法(筆者の場合は現物口座しかないので、正確にはS高投資法です。)をして、せっかく比例配分で手に入れた銘柄を翌日の朝一で泣く泣く損失で手放した後に株価が急上昇するなんてことが良くありましたが、PTSを始めてからは順調に利益を伸ばすことができています。ただし、この方法の勝率も各銘柄の過去の値動きを調査すれば分かりますが、100%ではありません。ですが、私は9割方利益を出すことができていました。それは銘柄選びに力を入れていたからです。筆者が何も特別な能力を持っているわけでは無いので、以下、誰でもできる儲かる銘柄選びについて書きます。

 

S高PTS投資法で儲かる銘柄の基準

これはもう一言で言います。ズバリ、「地合いがいい」銘柄です。地合いがいいというのは、取引が活発に行われているということで、上昇が続く銘柄は基本的に地合いが良く、地合いの悪い銘柄は急上昇したとしてもその後急降下する可能性が高いです。

この地合いの良さはぜひ「前日の一分足」を見て行ってください。取引が活発な場合、一分足は常に上か下に連続する陽線・陰線の繋がりで成り立っていますが、閑散とした地合いだと十分足等では分かりませんが一分足だと線と線の間が広かったり、があったりします。このような銘柄が急激に上昇した場合は、基本的に売り方のはめ込みだと思いましょう。初心者が手を出すには危険すぎる銘柄です。(もちろん、中には閑散地合いから超絶IRで急上昇し、その後もしばらく上がり続けるなんてこともありますが、)また特に重要なのが「前日の」という部分で、筆者もその日の一分足を見て地合いが良かったためエントリーしたが、その後急に下がった、よく見たら前日や前々日の取引はまばらだった、なんて経験をしたことがよくあります。

これはデイトレでもほぼ同じことが言えるのですが、買いポジションを取る方は少なくとも前日の地合いは確認しましょう!

さらに例えS高になったとしても、一度大きく下がったり、細かく下がったりS高になったり(張り付きと剥がれを繰り返す)ような銘柄は注意が必要です。前者は下がり幅が大きすぎない限りまた張り付く可能性も高いのですが、後者は特に注意が必要です。どちらにせよS高やその付近で買ったのならばロスカットもその付近で行うべきなので、そういった銘柄に振り回されることの無いよう、おすすめの売り注文の出し方を次項で説明します。

 

S高投資法の欠点

これもズバリ、「ナイアガラ」です。たくさんの買い注文があったのに急に消える、もしくは急にたくさんの売り注文が出てきた場合、取引は成立し株価は値段をつける(寄りつく)ことになり、このどちらかだけであれば少し下がってまたすぐにS高になることも多いのですが、この両方がほぼ同時に大きな規模で起きた場合、株価は寄り付いた直後から急降下をはじめ、特買いから一転し特売りになることもしばしば・・・。

これをふせぐために有効な注文方法が逆指値です。おすすめの注文方法は、200株以上の場合二つに分けて、一つは「S高から2円下をトリガー価格にS高に指値」もう一つは「S高をトリガー価格にS高で指値」です。これではきっとすぐに売れてしまうでしょう。ですが、それでいいのです。ギリギリ張り付いて終わった、なんて銘柄から取れる利幅は高が知れているし、何よりもずっと相場に張り付いているのはあなたの大きなストレスになります。

ですから、いい感じの銘柄を前日から探しておいて(今日のS株・明日のS株というサイトを見たり、夕方のPTSでS高になっている銘柄)朝の8時から10時まではそれらの銘柄が張り付くか監視し、張り付きそうならエントリー、その後は上記した注文を出しておいて、あとは夕方の4時まで寝て過ごしてまだ株式が売れてなければ4時半のPTSで売り逃げる。これでいいのです。決して深入りしないようにしてください。深入りすれば売り方の餌となり、大きく損をすることになるでしょう。

 

以上、私が大きく利益を出すことができたS高PTS投資法について解説してきましたが、正直書き過ぎたと思ってます。(笑)分量もかなり多くなってしまいました・・・が、何か一つでも皆さんのヒントになれば嬉しいです。今日はこのあたりで失礼します。読んで下さりありがとうございました。